ラプチャーディスク / ラプチャーディスクについて

ラプチャーディスクにガスケットを用いる場合の適正トルク値とは?

ラプチャーディスクの設置は、ラプチャーディスクを設定値で確実に作動させるために非常に重要な作業です。
設置が適切に行われていない場合、過早破裂が発生する恐れがあります。
ホルダーにてしっかりと固定する必要がありますが、シール材であるガスケットを用いる場合の適正トルク値について紹介します。

ラプチャーディスクにおけるガスケットについて

ラプチャーディスクの設置にあたり、ホルダーとフランジの間にはガスケットが用いられます。
なぜガスケットで挟むようにして設置する必要があるのでしょうか?
ガスケットの役割や加工について見ていきましょう。

ガスケットの役割とは

そもそもガスケットとは、密閉用のシールのことです。
モノとモノをつなぐと、そのつなぎ目から流体が洩れてしまう可能性があります。
このつなぎ目にガスケットを挟むことで、流体の漏れをふせぐことができるのです。
密閉シールとしてパッキンなどもありますが、ラプチャーディスクのように固定して動かないような場所に使用する場合にはガスケットが用いられます。
シート状になっているので、必要な形状や寸法に加工することが可能です。

ガスケットの加工

ガスケットもラプチャーディスクと合わせて必要な加工が施されます。
テフロンは耐熱性腐食性にも優れており、あらゆる流体や稼働状況にも耐えうる加工なので、ガスケットにも用いられています。
テフロン無垢は充填剤などの入っていない純粋なテフロンとなりますが、テフロン無垢では設置の際に所定のトルク値で締め付けても過早破裂を引き起こすケースがあります。
これは、ガスケットがコールドフローを起こしてしまい、トルク不足になってしまうからです。
コールドフローを防ぐには、ガスケットの加工をコールドフローの起きない充填剤入りやテフロン包みのガスケットにします。

ガスケットの適正トルク値とは

ガスケットはホルダーの上下に用いられ、フランジで挟むような状態に設置されます。
ガスケットを用いる場合には、ラプチャーディスクに指定のトルク値で取り付けしてもいいのでしょうか?

ラプチャーディスクの設置

そもそもラプチャーディスクを設置する際には、破裂板と呼ばれるディスクをホルダーに組み込みます。
そして、ガスケットで挟んでフランジ間に挿入します。
つまり、フランジの通しボルトを締め付けることでラプチャーディスクを固定するのです。
しかし、この時にボルトの締め付けトルク値をどうするかは非常に重要な部分でもあります。
もしトルク不足があれば、ラプチャーディスクはいざという時に正常作動しません。
過早破裂を起こしたり、過剰圧力に反応しないような状況になるのです。

ガスケットを用いる場合のトルク値

ガスケットを用いる場合のトルク値は、ガスケットの指定トルク値かラプチャーディスクの指定トルク値のどちらを採用すべきか混乱するケースもあるようです。
しかし、基本的にはラプチャーディスクの指定トルク値を採用します。
トルク値は銘板・成績書に記載されているので、取扱い説明書を参照しながら少しずつボルトナットを対象に締め付けましょう。
ただし、ガスケットが必要とするトルク値がラプチャーディスクの指定トルク値よりも高い場合には、ラプチャーディスクにとってオーバートルクになってしまいます。
すると、ディスクの損傷を引き起こす可能性もあります。
当社では推奨ガスケットはV♯7030としているので、参考にご相談ください。

まとめ

ラプチャーディスクをより強化するといった意味でもガスケットは必要なシール材です。
しかし、ガスケットを用いる場合には、トルク値がラプチャーディスクよりも大きいものを選ばないようにしなくてはなりません。
また、加工においても使用状況によって適正なものが異なります。
どのようなガスケットをラプチャーディスクと使用すべきかお悩みの場合は、お問い合わせください。