ラプチャーディスク / 製品一覧

GD、GDV、GDL、GDI カーボンディスク

GD型ラプチャーディスク

グラファイト製、ホルダーが不要。 ニックネームは「りょうくん」。

型式

引張型

種類

単体

主な材質

グラファイト+フェノール樹脂

製品カタログをみる

カタログ35〜36ページをご参照ください

主な特徴

  • カーボンディスクにフェノール樹脂を含浸させたものです
  • 耐食性が要求されるラインに最適です
  • 金属製ラプチャーディスクと比較して、低い破裂圧力で製作可能です
  • 破裂時に破片の飛散が生じます。そのため安全弁との併用には適しません
  • テフロンコーティングも可能です
  • 設定圧力の許容公差下限に対して70%までの圧力で運転可能です
  • 製造範囲が標準でゼロレンジになります
GD型ラプチャーディスク接ガス面
写真1:GD型ラプチャーディスク接ガス面
GDV型ラプチャーディスク
写真2:GDV型ラプチャーディスク

取付簡単

ファイク製カーボングラファイトディスクはJIS,ANSI等の一般規格フランジにガスケットと共に直接はさみ込んで使用できるため、専用ホルダーは不要です。また、出口側には、あらかじめ標準でノンアスベストガスケットが取付けてあります。

アーマーの取付けについて

次の条件ではカーボングラファイトディスクを補強するために、アーマーの取付が必要となります。アーマーの材質は標準でカーボンスチールとなります。

  1. フランジレーティングがANSI300以上の場合
  2. 22℃換算で破裂圧力が次の圧力を超える場合
    • 1/2〜3インチ:1.034MPaG at 22℃
    • 4インチ:0.689MPaG at 22℃
    • 6〜10インチ:0.517MPaG at 22℃
    • 12〜24インチ:0.345MPaG at 22℃
  3. 温度が170℃を超える場合

遮へい板(HT)取付けについて

221℃以上の高温プロセスでの使用に適しています。温度遮へい板は、全てのシリーズに取付可能です。標準でガスケットが一次側・二次側に取り付けてあります。液体プロセス下での使用は適していません。(最高使用温度 371℃:ガス・ペーパーのみ)
温度遮へい板は、流体によって使用できない場合がありますのでお問合せください

カーボンディスクタイプ

GD

口径は1/2インチ〜24インチまで製作可能、最高使用温度は221℃です。
破裂圧力が0.138MPaG以上ある場合はバキューム・サポートなしでフルバキュームまで運転可能です。
GD_構造

GDV

バキュームサポートを取り付けたディスクです。
0.138MPaG未満の破裂圧力の場合、これによってフルバキュームまで運転可能となります。
GDV_構造 バキュームサポート

GDI

GD型を逆さにした形状で、より低い破裂圧力で設定できます。
バキュームサポートの取り付けは出来ません。
GDI_構造

GDL

GD型ディスクの一次側にテフロン・ライニングを施したタイプです。
バキュームサポートの取り付けは出来ません。(最高使用温度:200℃)
破裂圧力が0.15MPaG以上の場合はバキュームサポートなしでフルバキュームまで運転可能です。
GDL_構造 テフロンライニング

この製品に関するご質問・お問合せ

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