RD500 ATLAS型ラプチャーディスクとは
RD500 ATLAS型はファイク社が特許を取得しているG2テクノロジーで製作される反転型のラプチャーディスクです。RD500 ATLAS型は従来のスコア型ラプチャーディスクのように、疲労する箇所が無いため、高圧での使用にも非常に適しております。
また、最大可能運転圧力は破裂圧力の95%まで使用可能となっています。材質も複数から選ぶ事ができ、背圧やサイクル運転にも非常に強い型式となります。
主な特徴
- 許容公差の下限に対して95%までの圧力で運転可能です
- 高圧での破裂圧力が設定可能です
- バキュームサポート無しでフルバキュームまで使用できます
- 破片の飛散がありません
- 液体、ガス、ベーパーはもちろんどんな流体にも使用できます
- 製造範囲がなく標準でゼロレンジになります
- サイクル運転やパルスに強い
- プロセスサイドにFEPまたはPFAのテフロンライニングが施工できます(12インチ以下)
- 設定破裂圧力の1.05倍までの背圧に耐えることができます
- インコネル625材はNACEのMR0103とMR0175に合致します
RD500 ATLAS型ラプチャーディスクのホルダーについて
RD500 ATLAS型ラプチャーディスクは、ATLAS-LO(low profile)型ラプチャーディスクホルダーを使用します。このホルダーは様々な材質で製作可能で、スペーサーリングを使用する事により、安全弁の1次側で使用することができます。