主な特徴
- バケットエレベーター、コンベア専用に開発されたローコストモデル
- 取付施工コストが削減できる
- 合計6本のボルトで取付できる
- 出口側のフレームが不要
- ガスケット一体型
- 英国BMBHとの共同による実証試験により独自の爆発放散ガイドラインを確立
製品概要
バケットエレベーターはバルク輸送で広く使用されますが、常に粉じん爆発のリスクが存在します。特にグレイン(穀物)エレベーターでの粉じん爆発に関しては、約50%がバケットエレベーターで発生しています。これらバケットエレベーターで粉じん爆発を起こす典型的粉じんは、とうもろこし、小麦、グルテン、麦、ふるい分けされた小麦、粉砕された小麦、米粉、大麦およびオート麦です。
ファイクは、一般的なバケットエレベーターのレッグケースのサイズに適合した専門品としてELEGUARDを開発しました。
ELEGUARDはコンベアでも使用できます。
大気圧で使用されるバケットエレベーターに必要十分な性能を与えることにより、大幅なコストダウンを実現しました。またフレーム構造を内蔵し、ガスケット付きにすることにより 取付コストの削減および簡略化が可能となりました。このフレーム構造により、ベントの出口側にフレームを使用することなく、全サイズ6本のボルトにより取付できます。
実証試験による独自のサイジング・ガイドライン
ファイクは英国 BuxtonにおいてBMBH(British Materials Handling Board)と共同でバケットエレベーターを使用したエクスプロージョン・ベントによる爆発放散の実証試験を行い、必要となるエクスプロージョン・ベントの数量と取付位置を試験結果から導き、新たなガイドラインを確立しました。