爆発防護 / 製品一覧

Eleguardタイプ

バケットエレベーター専用設計品。 ニックネームは「とび職くん」。

  • 耐高温
  • 耐パルス
  • サニタリー
  • 耐真空
  • バキュームサポート

取付形状

角型

ベント形状

フラット

代表的な使用例

バケットエレベーター、コンベア

製品カタログをみる

カタログ13〜14ページをご参照ください

主な特徴

  • バケットエレベーター、コンベア専用に開発されたローコストモデル
  • 取付施工コストが削減できる
    • 合計6本のボルトで取付できる
    • 出口側のフレームが不要
    • ガスケット一体型
  • 英国BMBHとの共同による実証試験により独自の爆発放散ガイドラインを確立

製品概要

バケットエレベーターはバルク輸送で広く使用されますが、常に粉じん爆発のリスクが存在します。特にグレイン(穀物)エレベーターでの粉じん爆発に関しては、約50%がバケットエレベーターで発生しています。これらバケットエレベーターで粉じん爆発を起こす典型的粉じんは、とうもろこし、小麦、グルテン、麦、ふるい分けされた小麦、粉砕された小麦、米粉、大麦およびオート麦です。

ファイクは、一般的なバケットエレベーターのレッグケースのサイズに適合した専門品としてELEGUARDを開発しました。
ELEGUARDはコンベアでも使用できます。

大気圧で使用されるバケットエレベーターに必要十分な性能を与えることにより、大幅なコストダウンを実現しました。またフレーム構造を内蔵し、ガスケット付きにすることにより 取付コストの削減および簡略化が可能となりました。このフレーム構造により、ベントの出口側にフレームを使用することなく、全サイズ6本のボルトにより取付できます。

バケットエレベーターへの取付け例     
写真1:バケットエレベーターへの取付け例

実証試験による独自のサイジング・ガイドライン

ファイクは英国 BuxtonにおいてBMBH(British Materials Handling Board)と共同でバケットエレベーターを使用したエクスプロージョン・ベントによる爆発放散の実証試験を行い、必要となるエクスプロージョン・ベントの数量と取付位置を試験結果から導き、新たなガイドラインを確立しました。

英国Buxtonにおける実証試験     
写真2:英国Buxtonにおける実証試験

製品諸元

表1:ELEGUARDタイプの性能
ELEGUARDタイプの性能 バケットエレベーター、コンベア フラット 304SS 304SS シリコーン ネオプレーン 10kPaG ※ ±1.5kPa 許容公差下限の25% 許容公差下限の25% −20℃〜60℃ No No No 使用条件 ベントの形状 材質 破裂圧力 許容公差 最大許容正圧運転 最大許容バキューム運転 最大運転温度 サイクル圧に対する良否 パルス圧に対する良否 同方向、同圧力にて作動 トップボトム ディスク シール ガスケット

※より高い運転可能圧力をご要望の場合は、弊社までお問い合わせ下さい。

表2:ELEGUARDタイプのサイズ
ELEGUARDタイプのサイズ 開口面積 0.036 0.079 0.094 0.123 0.149 0.162 0.227 ベントのサイズmm a×b 110×330 170×470 170×560 270×458 300×500 220×740 350×650 ベントの外形 寸法mm 198×418 258×558 258×648 358×546 388×588 308×828 438×738 最小破裂圧力 kPaG 5 5 5 5 5 5 5 最大破裂圧力 kPaG 20 20 20 20 20 20 10

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