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爆発逆止弁DFI

写真1:爆発逆止弁DFI

集じん機で起きた爆発火炎の伝ぱんを防ぐ、最小メンテナンスで使用できるパッシブ方式のアイソレーションバルブです。
ニックネームは「チャッキよし!」。

爆発逆止弁DFIの優位性

  • 金属粉じんで使用できる
  • 水平だけでなく、垂直取付できる
  • 配管設置のエルボ数の制限がない(1.5直径以上の曲がりエルボにおいて)
  • 着火源からの最小設置可能距離が短くなる
  • 450A以上の大口径サイズにおいても小型で安価である

製品概要

爆発逆止弁とは、粉体空気輸送配管において集じん機などで発生した粉じん爆発の上流方向への逆火防止対策で使用されます。基本的な構造は空気フロー時にフラップが開口し上流へ逆火してくる爆発の圧力で閉止する方式です。開口閉止部が単純なフラップ機能だけの第一世代、ロック機構を追加した第二世代に対して、ファイクの最新爆発逆止弁DFI は多くの優位性を実現するために構造を根本から見直し、進化しました。第三世代であるDFI は第二世代までの1 枚の大型フラップが可動する設計から、弁体の中心を軸として開く2 枚の両開きフラップ形状へ進化したことにより、多くの優位性を得ることに成功しています。

製品諸元

DFI仕様
規格・認証 ATEX II D / EN 16447 / NFPA69対応粉じん 有機粉じん、金属粉じ(アルミ等の軽量金属含む ※一部制限あり最小着火ネルギMIE/最小発火温MIT MIE≧1.4mJ / MIT 380℃火炎の最大安全隙間 MESG MESG ≧ 1.23mm口径 / 接続フランジ DN100 ~ DN800 / DIN 24154-R2、T2フランジ 運転圧力 -50kPaG ~ 50kPaG(ブロワー陰送およびファン圧送運転温度 / 雰囲気温度 -20℃ ~ 120℃ / -40℃ ~ 70℃プロセス流速 40m/s以下粉体負荷制限 1/kg/㎥以下 ※超える場合はお問合せ下さい付属品 開閉ポジションセンサー(本質安IEC/IECEx – CSA ボディ カーボンスチー(1.0044塗装仕上可動部品 ステンレ316、17-4PH、1.0044、EPDM 設置オリエンテーション配管制限材質 オプション 水平取付、垂直取付(フラップが下向き開口のみで、気流が上から下で爆発が下から上の場合 ・取付キット:相フランジ(CS・SST、ガスケット(EPDM3mm、ボルト&ナット・エアパルスクリーナーバルブ(APCV・粉じん積層監視センサー(DLA 1.5直径以上の曲りエルボは数量制限なし1.5直径未満の急曲りエルボ、急激な変異、障害物がバルブと着火源機器間およびバルブの空気フロー上流5直径内にないこと ■仕様
DFI性能
■性能 100 150~400 450~600 630~800 10 10 10 10 0.34 0.34 1.26 139 139 71 97 18.29 6.1 5.11 607 461 205 85 2.74 6.1 479 479 479 1.7 1.7 12.8 12.8 2.74 479 389 48 71 口径DN Kst10²kPam/s Pmax10²kPa 着火源となる機器の容積m³ 着火源となる機器の最PredkPaG 着火源からの最小距離 着火源からの最大距離 DFI本体の耐圧kPaG
DFI寸法
■寸法 口径DN 重量Kg A 寸法 ㎜ 255.3280.2305.5330.2355.4382.9405.1430.4455.3485.3505.1521.0560.3605.1 100150200250300355400450500560600630710800 B 272.1297.0322.4347.1372.3399.8422.0466.3491.3521.3541.0557.0596.2641.0 C 348.4397.2464.4509.4545.6607.7708.2752.5797.9859.6896.5922.5994.21074.9 D 385.1444.1475.2505.7522.7575.5719.3726.3755.3803.9828.9846.5895.3948.9 20.429.538.645.459.068.081.699.8108.9136.1147.4156.5176.9201.8

      
図1.バルブ外形寸法図

 


       
図2.圧損カーブ

この製品に関するご質問・お問合せ

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