鬼怒川温泉廃墟ノスタルジーめぐり

鬼怒川温泉廃墟ノスタルジーめぐり

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栃木県の鬼怒川温泉は最近よく行くようになったお気に入りの温泉街です。
その鬼怒川温泉ですが沢山のお客さんを呼べている元気なホテルがある一方で廃墟となったホテルや街並みがあります。
その廃墟となった街並みを歩いてみたら昭和のノスタルジーを感じることができて懐かしさを感じることができたので少し紹介します。

こちらのお土産屋さんは閉店していますがガラス戸は清掃されており、まだしっかり管理されている感じです。変色した壁の感じが昭和レトロを感じさせてくれます。


こちらのお土産屋さんも閉店していますが、店前の車が廃車になっているのが気になりました。となりのパブはきれいな植木が置かれてあり、営業されているのだと思います。

 

鬼怒川を望んだ廃墟ホテル群の景色です。取り壊すにしても建物が川の崖っぷちに建設されているので、莫大な費用がかかるように思われます。元気なホテルもあるので、廃墟は撤去するべきでしょうが、色々と事情がありそうです。

 

こちらの大きなホテルも廃墟になっていました。
鬼怒川の廃墟ホテルが生まれた理由は、バブル経済期にホテルを建て過ぎたことだと考えられます。
その後のバブル経済の崩壊と社員旅行に代表される団体旅行の減少により巨大温泉ホテル群の需要が低迷したものと考えられます。

 

有名なホテルチェーンと名前が似ている廃墟ホテルがありました。
看板がまだ新しいので最近まで頑張っていたのかもしれません。残念ですね。

 

ここは第一ホテルと言う名前のホテルだったようです。ホテルの名前が分かった理由は次の写真によります。

バス停「第一ホテル前」、ホテルは潰れましたが、バス停に名前だけ残っています。これ寂しいです。

 

色鮮やかな立派な蜘蛛もいました。よく見ると蜘蛛は美しい生き物なんですね。

鬼怒川には廃墟となったホテル群がありますが、金土日には満室になる人気のホテルも存在します。
その中の2件に宿泊した経験から言えることは、ホテルでの宿泊体験の満足度が高いことだと考えられます。
まずどちらのホテルも食事の種類の多く品質の良いビュッフェスタイルだったことです。1泊だとすべてを味わうことができない種類の料理が用意されており、それぞれが美味でした。
また建物自体は古いのですが、内部はしっかりリノベーションされていて清潔感がありました。
温泉施設は広く、湯量はしっかり出ます。もしかすると温泉街の他のホテルの廃業の影響で個別ホテルの湯量は増えたのかもしれません。そしてスタッフの感じの良さが宿泊体験を気持ちの良いものにしてくれます。
今後も鬼怒川温泉へは定期的に訪問してみたい思います。