ラプチャーディスク / ラプチャーディスクについて

ラプチャーディスクの設計構造や見積もりに必要な仕様項目について

ラプチャーディスクは、使用される容器や配管に合わせるだけでなく、流体の種類などさまざまな状況に合わせて設計されたものを使用します。

そのため、いくつかの仕様項目から見積もりを出し、設計されて製造されます。
見積もりにはどういった項目を最低限必要とするのか、またどういった設計から作動するのか解説していきます。

1.ラプチャーディスクの設計について

まずは、見積もりやラプチャーディスクの発注前に、ラプチャーディスクがどのように作用することで安全弁の役割を果たしているのか知る必要があります。
そして、どういった設計から構造されているのか分かれば、見積もりの際の仕様項目が準備しやすくなります。

①ラプチャーディスクの役割

ラプチャーディスクは、密閉された容器や配管内で何かしらの異常によって気温上昇や過剰圧力が発生した際に、部分的に破裂して圧力を解放することで容器内からの漏れを防いで危険を回避します。
あらかじめ温度や圧力を定めることができ、その温度や圧力になった時にディスクが破裂して安全弁の役割を果たすようになっているのです。
機械によって制御するものとは違うので、機械駆動の必要もなく設置や点検が簡単にできることがメリットです。

②ラプチャーディスクの設計構造

ラプチャーディスクは、いくつかの部品から構造されています。
主となる部分は破裂するラプチャーディスクの板の部分です。
あらかじめ設定された圧力になると破裂する板の部分で、破裂圧力の調整とシール機能の役割を果たします。
このディスクを容器や配管内に設置する時に必要になるのが、ホルダーという部品になります。
それぞれ使用する容器内の流体や液体によって材質などを変えて製造されるため、使用用途によって設計が異なってきます。
そのため、見積もりの際に仕様項目が必要となるのです。

2.ラプチャーディスクの見積もりに必要な仕様項目

ラプチャーディスクを発注する前には、金額を知るためにも見積もりを出すことが大半です。
使用用途によって素材や部品などを変えて設計されるため、金額も一定ではありません。
見積もりを出す際に必要な仕様項目を知っておくと、見積もりまでがスムーズに進められます。

①見積もりに必要な設計仕様項目

ラプチャーディスクの見積もりをするために必要な設計仕様の項目を記入して、見積もりを依頼することができます。
分かる限りの内容の記入でも問題ありませんが、以下の内容は最低限必要になってきます。

・ラプチャーディスクの必要数量(最小3枚からになります)
・ラプチャーディスクの材質
・設定破裂圧力とその時のセット温度
・ホルダーの必要数量
・ホルダーの接続規格
・ホルダーの材質
・容器や配管内の流体の種類(ガス・ベーパー・液体)
・容器や配管の常用での最大運転圧、真空運転、繰り返し圧などの有無
・適用法規
・ラプチャーディスクの出口側に安全弁の有無
・付属品の有無(破裂検出装置など)

②設定圧力の決め方とは

ラプチャーディスクの設定圧力の決め方は、法規の適用がある場合には適用法規に従って圧力を設定します。
高圧ガス保安法の適用を受ける場合には、破裂圧力が許容圧力を超えることがないようにする必要があります。
また、圧力容器構造規格の適用を受ける場合には、最高使用圧力から全てのプラス側の許容公差や製造範囲を引いた圧力を値にします。
法の適用を受けない場合には、設置する容器の強度から設定圧力を決めます。

3.まとめ

ラプチャーディスクの設計構造を知ることで、見積もりの際に必要な項目をあらかじめ調べておくことができます。
ファイク・ジャパンでは、お見積り依頼を頂きましたら、分かる範囲内の仕様項目にご回答いただき、担当者が仕様決定をサポート致します。
電話、メールおよびFAXにてお問い合わせいただきましたら、早急に対応させていただきます。