ラプチャーディスク / ラプチャーディスクについて

ラプチャーディスクの対応サイズとは?

密閉装置や容器が過剰圧力によって破損することを防止するラプチャーディスクは、ばね式安全弁では対応することができない急激な過剰圧力にも瞬時に対応することができます。
しかし、ラプチャーディスクを設置するにあたって、容器や容器内の流体に合ったタイプのラプチャーディスクを選ぶ必要があります。
そこで、ラプチャーディスクの種類別の特徴を紹介します。

1.反転型ラプチャーディスク

凸面が圧力を受けることで反転して破裂する仕組みになっているタイプが反転型ラプチャーディスクです。
反転型のラプチャーディスクにはAXIUS型やSRL型などいくつか種類があります。
それぞれの特徴と対応サイズを見ていきましょう。

①SRL

SRL型はファイク社特有のディスクで、低い圧力設定まで可能な独自のデザインとなっています。
液体を含むどんな流体にも使用することができ、安全弁との併用も可能です。
口径は1~8インチです。

②SRX

SRX型は、反転式ディスクにX字型の切り込みが入っています。
破片飛散もないので安全弁との併用には最適な型であるといえます。
口径は1~24インチです。

③AXIUS

AXIUS型はファイク社が特許を取得している低圧用反転型ラプチャーディスクです。
液体に使用することもでき、サイクル運転やパルスにも強いので10万回を超えるサイクルにも使用することができます。
口径は3/4~12インチです。

④ATLAS

ATLAS型もファイク社が特許を取得しているディスクで、高圧用反転型ラプチャーディスクになります。
従来のラプチャーディスクとは異なり、疲労する箇所がないので反転型にもかかわらず高圧での使用に適しています。
標準口径は1~4インチ、14~42インチです。

2.引張型ラプチャーディスク

引張型ラプチャーディスクは、凹面に圧力を受けて破裂仕組みになっています。
引張型には複合型ディスクと単体ディスクがあり、複合型の場合にはスリット入りの金属板とシール用金属もしくはテフロンが組み合わされています。

①POLY-SD

POLY-SD型は通常の単体引張型ディスクの3倍以上の板厚を有し、板の大気側にあらかじめスコア(切り溝)を入れて、その溝の深さにより設定圧がコントロールされるラプチャーディスクです。そのため寿命が長く、いつまでも安定した破裂圧力が得られ、特に重合のあるプロセス保護に使用いただけます。
口径は1/2~24インチです。

②HO、HOV

HO、HOV型は、低設定破裂圧や真空、脈動運転がある場合に使用される複合型ディスクです。
基本的にHO型はバキュームサポートを取り付けることがおすすめです。
製作口径は1~24インチとなります。

④P、PV

P型は単体ディスクとなり、金属の引張応力を利用しています。
P型にバキュームサポートを取り付けたものがPV型です。
また、P型にシール部分を保護するための金属リングを取り付けたものがCP型となり、CP型にバキュームサポートを取り付けたものがCPV型です。

⑤AD

AD型はフラット形状になっており、極低圧用のラプチャーディスクとなります。
一般規格のフランジ間にはさみ込んで取り付けることができ、専用ホルダーを必要としないので取り付けが簡単です。
標準口径は1-1/2~24インチです。

3.まとめ

この他にもファイクジャパンではさまざまなラプチャーディスクを取り揃えています。
ご使用の機器や容器にどのタイプのラプチャーディスクを選定するか、お問い合わせの上ご確認ください。
プラントで働くみなさんの安全のため、そして機器や容器内の流体が漏えいすることを予防するためにもラプチャーディスクの取り付けをおすすめします。