ラプチャーディスク / ラプチャーディスクについて

ラプチャーディスクの取り付けの際に注意すべきことは?


ラプチャーディスクは、ノンメカニカルで密閉容器や配管の安全を守ることができる装置です。
ただし、ノンメカニカルだからこそ取り付けの際には注意が必要です。
正しく取り付けていなければ、破裂圧力に影響を及ぼしてしまう可能性があるからです。
そこで、ラプチャーディスクの取り付けの際に注意したい点について知っておきましょう。

1.ラプチャーディスクの取り付けが重要な理由とは

ラプチャーディスクを取り付ける際には、ラプチャーディスクをホルダーで確実に固定しなくてはいけません。
ラプチャーディスクは破裂圧力を設定し、この部分が破裂することで過剰圧力を放出することができます。
しかし、ホルダーでしっかりと固定されていなくては、あらかじめ設定された破裂圧力が変わってしまい、過早破裂を引き起こす危険があります。

2.ラプチャーディスクの取り付けで注意すべき点

ラプチャーディスクの取り付けが適切でない場合には、設定圧力よりも低い圧力で破裂してしまうなどトラブルが起こる可能性があります。
正しく取り付けができるよう、ラプチャーディスクの取り扱いや取り付けで注意していただきたい点は以下の通りです。

①ラプチャーディスクは丁寧に扱う

注文したラプチャーディスクが届き、箱から出す際には丁寧に扱ってください。
取り出す際にディスクにダメージを与えてしまうと、過早破裂の原因に繋がります。
特にディスクのドーム面には触れないようにしてください。
ディスクを組みこんでいる状態のホルダーを持つ際にもドーム面を触らないように注意が必要です。

②ディスクを水平に保ってホルダーに組み込む

ディスクをホルダーに組み込む際、ディスクが傾いたままの状態でホルダーを組み立ててしまうと、取り付け不良として過早破裂を引き起こす可能性があります。
そのため、ホルダーに組み込む際には、取扱い説明書通りにディスクを水平に保ちながらホルダーに組み込んで下さい。

③ホルダーの片締めに注意

ホルダーの片締めがあると、ディスクが局部的に応力の集中が発生し、設定条件が損なわれてしまうことになります。
取り付けの際にはディスクをホルダーに組み込んだ後、フランジ間に挿入してボルトを締め付けてディスクを固定します。
ホルダー間の隙間が均一になるように注意しながらボルトで少しずつ決められたトルク値で締め付けるようにしましょう。

④フランジボルト締め付け加減に注意

ラプチャーディスクはフランジの通しボルトを締め付けて保持しますが、トルク値不足でも締め付けすぎでも過早破裂を引き起こします。
また締めつけすぎもディスクの変形に繋がり、過早破裂の原因となります。
トルクレンチを使用しながら、規定のトルク値でボルトナットを少しずつ対称に締め付けるようにしてください。

⑤ディスクのシート面にはペーストを塗布しない

ディスクのシート面にはシリコンペーストやテフロンペーストを塗布しないようにしてください。
ペーストを塗布することで、ディスクの滑りの原因となってしまいます。
ホルダーとフランジ間のガスケットにペーストを塗布しても問題はありませんが、ディスクシート面にペーストを塗布している場合にはホルダーのシート面を清掃して新しいディスクに交換することになります。

3.ラプチャーディスクの取り付けの際に注意すべきことは?

ラプチャーディスクの取り扱いや取り付けは、正しくディスクを作動させるために非常に重要な部分となります。
配管や容器内の流体の漏えいや過剰圧力から守り、二次災害などを防ぐためにも注意点を参考に取り扱い・取り付けを行ってください。