爆発放散口の設置ガイド

樹脂粉、金属粉、木粉用バグフィルター

推奨型式:CV-S型、CV-CF型

爆発放散口の設置でもっとも多い機器がバグフィルターである。

爆発放散口は、ろ過材の下端よりも下に設置することが最善な取付位置になる。取付位置については、"爆発放散面積の算出方法 5.バグフィルターに取付ける場合"参照。右図のように、屋外へ爆発放散させるために放散ダクトを設置する場合、放散ダクトは圧力放散を妨げるため、できるだけ短くまっすぐにし、放散ダクトの影響を見込んだ爆発放散口の設計が必要。


トナー用バグフィルター

推奨型式:CV-S-RI型、CV-CF-RI型+爆発消炎ベント

トナーを扱う場合、屋内にバグフィルターを設置することが多く、屋内放散を可能にする爆発消炎ベントの設置が必要である。爆発消炎ベントを設置しない場合、爆発放散による二次災害が発生する恐れがあり危険である。

また爆発消炎ベントを設置した場合、爆発放散口が開口しているかどうかが見えづらいため、検出装置(RI)付を推奨する。


ガスエンジン煙道

推奨型式:CV-S-I型、CV-S-I-HT型

爆発放散口は、ガスエンジンから排出される排ガスの脈動圧(繰り返し圧)により、短期間で破損する恐れがあるため、設置場所の選定が重要である。 一般的には最も脈動圧の負荷が高いエンジン直後の爆発放散口は、エンジンから鉛直配管で立ち上げた後にエルボで水平に伸ばし、ティで上向きにし設置する。


微粉炭集じんライン

推奨型式:CV-S型

微粉炭の場合磨耗を考慮する必要がある。FIKE製CV-Sは、以下の理由により最適である。

  • 1次側にある金属製バキュームサポートの板厚が厚いため頑強。
  • 1次側スリット部分を金属板でカバーしてあるため、スリット部分への微粉炭混入を防ぐ。
    (スリット内部には薄いテフロンシールがあるため異物混入により破損する恐れがある)

サイクロン、バグフィルター各々に爆発放散口を設置し、さらに配管、ダクトへの設置も検討する必要がある。


ダクト

推奨型式:CV型、他

レイアウトによっては、機器の上流側と下流側、ダクト曲がり部分(エルボ)の上流と下流に爆発放散口を設置し、最大設置間隔の制限を守りながら直管部にも爆発放散口を設置する。 (産業安全研究所技術指針 NIIS-TR-No.38(2005)爆発圧力放散設備技術指針による)


バケットエレベーター、コンベヤ

推奨型式:ELEGUARD型、CV型

FIKE製ELEGUARDはバケットエレベーター、コンベヤ専用。

左図のようなバケットエレベーターの場合、通常、ヘッド部、底部(無理な場合は脚部の出来るだけ近い箇所)、脚部(等間隔)に設置する。


飼料、木粉用サイロ

推奨型式:CV型

サイロ投入時に発生する粉じん雲による爆発対策として爆発放散口を設置する。


*爆発放散口の設置により、設置した機器本体が爆発から防護された場合においても、接続された配管、ダクトから別の機器または人員のいるエリアへ爆発による火炎が伝播し二次災害の恐れがあります。 このような場合は、アクティブシステムによる爆発抑止、爆発遮断対策が必要です。